パーマ大佐の『森のくまさん』歌詞替え歌CDで著作権裁判

 お笑い芸人のパーマ大佐(23)が米国民謡だった童謡「森のくまさん」の替え歌曲をCDで発売したところ、日本語訳詞の著作権を持つ馬場祥弘さん(72)が抗議し、CD販売差し止めや慰謝料300万円の請求を行った裁判で、2017年2月1日、合意が成立したことが発表されました。

 簡単に言えば、権利を認められた馬場さんの勝ちで決着。

 パーマ大佐 の「森のくまさん」 歌動画&歌詞、この問題に対するネット・SNS・世間の反応(馬場祥弘さんの怪しい点)などをまとめました。



パーマ大佐 「森のくまさん」 MV動画&歌詞&裁判決着まとめ!
2017/02/01(水) 17:28
■MV動画&歌詞:パーマ大佐 「森のくまさん」 ショートver.
https://www.youtube.com/watch?v=tbmhHiLDlps

歌詞はコチラでhttp://www.uta-net.com/song/218777/



■裁判決着ニュースソース

▽パーマ大佐「森のくまさん」替え歌問題は円満解決

 童謡「森のくまさん」の日本語歌詞を手掛けた馬場祥弘氏が、お笑い芸人パーマ大佐(23)による替え歌芸を収録したCDの販売差し止めや、慰謝料300万円の請求を通知した問題で、馬場氏の代理人弁護士は1日、同日付で合意に達し、書面で「円満解決に至りました」と報告した。

 馬場氏側は1月18日にパーマ大佐と、ユニバーサルミュージックに販売差し止めや、インターネット上の動画削除などを求めたことを明らかにし、返答の期限を「2週間以内」に設定。その期限が1月31日だった。

 この日、馬場氏の代理人は報道各社にファクスで合意の成立を発表。その中で「ユニバーサルミュージックとパーマ大佐は、CDやDVDの販売と、パフォーマンスでの訳詞の利用について、団体を通じて馬場氏の同意を得たと理解していましたが、馬場氏は、団体からの問い合わせに対して、不同意との回答をしたという認識でした」とし、今回の流れについて「認識の相違があった」と指摘。

 その後、返答を求めた期限の間に、ユニバーサル社やパーマ大佐側が、馬場氏にあらためて経緯を説明し、馬場氏側も両者の対応が「誠意ある行動をしていたことが分かった」ことから、円満解決に至ったと説明した。

 今後についての話し合いも行われたとし、同代理人は、ユニバーサル社などが馬場氏に著作者人格権が帰属していると確認。「今後とも、その著作者人格権を尊重するとしたことから、馬場氏においてCDなどの販売、及び、パフォーマンスに関しで快諾した」とも記している。

 パーマ大佐本人は前日31日、都内でピン芸人トーナメント「R-1ぐらんぷり 2017」の3回戦に出場。「うさぎとかめ」「一年生になったら」などの童謡を歌い、ウクレレを弾きながらツッコミを入れる「突っ込みアンサーソング」ネタを演じ、合間には「『森のくまさん』はまた別でやります」。復活を匂わせる発言も入れて笑わせ、準々決勝進出を決めている。

2017年2月1日(水) 17:41 日刊スポーツ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170201-01773050-nksports-ent



■ユニバーサル・ミュージック公式サイト全文
「森のくまさん」訳詩利用の件について

パーマ大佐「森のくまさん」での馬場祥弘氏の訳詞利用について、以下の通り、馬場氏とユニバーサルミュージック合同会社/パーマ大佐の間で2017年2月1日付けで合意が成立しましたので、お知らせいたします。

ユニバーサルミュージックとパーマ大佐は、パーマ大佐「森のくまさん」のCD/DVD等の販売とパフォーマンスでの訳詞の利用を、団体を通じて馬場氏の同意を得たと理解していましたが、馬場氏は団体からの問い合わせに対して不同意との回答をしたという認識でした。

このように双方の認識に違いがありましたが、このたび、ユニバーサルミュージック/パーマ大佐が馬場氏に改めてこれまでの経緯をご説明したところ、馬場氏もユニバーサルミュージック/パーマ大佐が誠意ある行動をしていたことが分かったこと、ならびに、ユニバーサルミュージック/パーマ大佐が、本件訳詞にかかる著作者人格権が馬場氏に帰属していることを確認し、今後ともその著作者人格権を尊重するとしたことから、馬場氏においてCD/DVD等の販売及びパフォーマンスに関して快諾し、今回の件に関しては円満解決に至りました。

2017年2月1日
ユニバーサルミュージック合同会社/パーマ大佐
馬場祥弘氏代理人 弁護士 三木秀夫
http://www.universal-music.co.jp/press-releases/2017/02/01-b/ 



■著作者人格権とは
 著作者が自身の著作物について有する人格的利益(名声や信頼など無形の人間的な価値のこと)を守る権利。著作物の公表,著作物への氏名表示,著作物の同一性保持を内容とする。
 

パーマ大佐 プロフィール
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芸名:パーマ大佐(パーマたいさ)
本名:國土郁音(こくど いくと)
職業:お笑いタレント
生年月日:1993年8月26日
出身地:埼玉県北本市
出身中学:北本市立北本中学校
最終学歴:正智深谷高校卒業
身長:172cm
血液型:B型
元コンビ名:スタートライン(解散)、酒井・國土(解散)、豆腐マーシャン(解散)
元相方:酒井直斗(酒井・國土)
活動時期:2008年12月25日~
事務所:太田プロダクション



■経歴

母親はピアニストの國土浩子、父親は音楽評論家の國土潤一、姉は作詞家の國土佳音という音楽一家の出身。2歳からピアノの英才教育を受ける。

・2008年12月25日(当時中学3年)、芸人の活動を開始。

・ピンでパーマ大佐としての活動の他、高校1年の時はコンビ「スタートライン」でも活動。その後酒井直斗とのコンビ「酒井・國土」、またコンビ「豆腐マーシャン」としての活動も行い、これらのコンビでハイスクールマンザイ、M-1グランプリ、THE MANZAI、ワラチャン! U-20お笑い日本一決定戦などに出場。

・2013年、19歳でオンバト+に初出場し、いきなり一位通過でオンエアされる。

・2013年6月30日までは、ジェイピィールーム(アップフロントグループ)所属だったが、アップフロントグループがお笑い部門から撤退するのに伴ってフリー。その後、太田プロダクションに所属。

・ネタはテレビ番組をネタにした漫談や、フリップ漫談などをやっていたが、『歌ネタ王決定戦』に出会ったのがきっかけで音楽を2年ぶりに解禁、歌ネタを始めた。歌ネタは主にウクレレを使い、『森のくまさん』の替え歌などを披露している。

・2016年12月7日に「森のくまさん」でユニバーサルミュージックよりメジャーデビュー。しかし原曲「森のくまさん」日本語訳詞の著作権を持つ馬場祥弘より著作権侵害を主張され販売差し止め及び慰謝料を求められた。2017年2月1日、合意成立を発表した。



■関連リンク
・Twitter:https://twitter.com/pa_mataisa
・Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/パーマ大佐

裁判決着に対するネット・SNS・世間の反応
 
パーマが売れれば馬場さんに金渡るんだろ
かわいそうだが売れてほしくないわ

最初から金目当てだから、「金払う」ってなったらそりゃアッサリ快諾だわな。発売禁止にして印税入らなかったらこのジジイが一番困るからな

こんだけ有名な歌詞作ってるんだから金貰って当然
俺でも貰うわ

 
作曲したと嘘ついて作曲の権利者を騙ってた人間だぞ?

そっちは嘘がバレてアメリカ童謡だったことが判明して権利を剥奪されたが、作詞は「やってないという証拠が見つからなかった」ためそのまま権利者のまま。

こいつには作詞家不明の歌を拾ってきて作詞家を騙ってるだけの詐欺師なんじゃないかって疑いがあるんだよ。
■『森のくまさん』訳詞者・馬場祥弘さんの怪しい流れ流れ

『森のくまさん』はもともと作曲者、 作詞者不明。NHK「みんなのうた」プロデューサーだった後藤田氏がアメリカで見つけ、玉木宏樹氏が編曲したもの。
 ↓
原曲をさんざん探したがわからず、当初は「アメリカ民謡」「作曲者不詳」として編曲し、放送していた。
 ↓
数年後、馬場祥弘さんが作詞作曲の権利を主張し、文化庁へ直訴。原曲も不明なので否定もできないとして、馬場祥弘さんに権利が認められる。
 ↓
その後の調査でアメリカの民謡だと言うことが判明、作曲者、作詞者も判明。権利を剥奪される。馬場祥弘さんは訳詞のみ権利を持つように。
 ↓
パーマ大佐が『森のくまさん』の替え歌(パロディ)をリリース。馬場祥弘さんが歌詞を許可なく変更し、使用したのは許さないと提訴。裁判に。



■馬場祥弘さんプロフィール

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名前:馬場祥弘(ばば よしひろ)
別名:小森豪人(こもり ごうじん)
職業:小説家、作詞家
生年月日:1944年生まれ(2016年12月時点で72歳)
出身:大阪府
出身校:関西学院大学

本来は訳詞にも著作権があるが、翻訳ポップスなどは大抵、音楽出版社が作詞家や翻訳家に印税でなく買取契約でオファーする。安井かずみはドナドナの訳詞を書いたが印税は入らない。今回の馬場は、自分で日本で知られていないアメリカ民謡を持ち込んで訳詞したので、おそらく馬場の権限が生きているのだろう

 
この自称訳詞者が「俺が曲を作った」と言い出すはるか以前から訳詞の曲が出回っていて、訳詞の曲の最古が確認される年代に当てはめると、この自称訳詞者が小学生の頃ってことになる

この自称訳詞者はそれを裁判で指摘されて以降、「小学生の頃に訳した」とか主張しているが

※馬場祥弘さん側の弁護士の主張「登録完了したのは 昭和51年(1976年)11月8日となっています。創作した年月日はさらにさかのぼり、本人の説明によると中学生ぐらい、まぁ幼少期ということになります。その頃に合唱団で歌ってもらったということが文化庁に認められたとのことです」

まあこれは仕方ないんじゃない?
馬場さんの訳であることは間違いないんだから。


おいおい。そんな証明はされていないぞw

馬場は最初は「作詞(訳詞)作曲」と主張していたが、作曲は馬場が生まれる前と判明してのちに却下された。もともと民謡なので誰が翻訳したが不明なので、最初に名乗り出た馬場に暫定的に権利があるに過ぎない。

馬場はその手の作詞作曲者不明へのただ乗りが他にも判明している。そいう奴ってことだよ

馬場が最初に「自分の作詞作曲」と主張していたことは、元になる外国の民謡が存在していたことを知らずに日本の歌だと考えていたことの証拠になる

要するに、全部ウソってことだろ。そんな奴とは一切の和解をするべきじゃない。どうせこのネタは使えないのだから、徹底的に争うべきだった

 

限りなく怪しいが、日本ではその制度で行くと権利者は馬場なんだろ?

要するにタカリか

たとえ詐欺師だとしても、実際翻訳者として認められてるんだから今回の件とは関係ない話

 

ジャスラックによる権利者認定は組織内での暫定的なものに過ぎない。訴訟になってこの点が争われたら馬場はかなり苦しい

作詞作曲を名乗り出たってことは、もともとの曲が外国の民謡ってことを知らないからで、それ以外の合理的な説明が困難


まあ、そんな長期化するくらいなら売上の1割ぐらい払った方がいいって判断なんだろ。たいして売れないだろうし。

結局金が欲しいだけだろ

馬場のいかがわしさが知れ渡るいい機会だった

こんな真っ黒なやつは社会的制裁を加えるべきでしょ
合意とか甘すぎ

金さえ払えば円満解決するってことだな

こっちよりピコ太郎やろ。嫌いだけどあれは気の毒やで

※ピコ太郎の『PPAP』の商標権を横取りし、権利を主張する上田氏。
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あれは無視しとけばいいんじゃね

 

ピコ太郎が世に出す前にPPAPの申請してたら有効だけど、ヒットした後にやった事なんて裁判になったら絶対に通らない。


狙いはそこじゃないだろ。オッサン側も最初から申請が通ったり、裁判で勝つとは思ってない

申請の結果がでるまでの半年間は、ピコ太郎側は商売しづらくなる。裁判でもめるかもしれないから、新規のCMも当然来なくなる。半年後、晴れて却下されても、ピコ太郎ブームが去って金にならない。オッサンは、この半年の時間を買えよ!って言ってるの

次から次へと作者不詳曲を「おれがつくった」と著作登録してる人間も、次から次へと流行り言葉を「おれのがはやい」と登録商標してる人間も嫌い。
さもしいことだ。

このあっさりした折れ方w
手慣れすぎだろ

ちょっと図々しい

この人最初は自分が作詞作曲したと言ってたからなw

心配しなくても売れない

タダでいい宣伝になったなぁ~


ほんとそれ
配信チャートで4位まで上がったのは見たわw

 
鈴木奈々とばっちり

※「森のくまさん」のMVに出演したタレント鈴木奈々
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自分の作ったもので、誰かが勝手に金儲けしてて自分に権利があるなら普通は訴えるよ
じゃないと世の中おかしくなる

未だに馬場とか言うのが訳詞したと思ってる奴がいるのか
ただの詐◯師だぞ

馬場氏を儲けさせたらいけないと思うのでパーマ大佐はもう見ません

「円」満解決

金ってより七光ビームだろうな
両親が文化庁にもコネある大物音楽家だからな
文化庁経由で作詞者が怪しいと言われたら、取り消しされるくらいは余裕だろうしな

 
さっきニュースで流れてたの聞いたけど
なんかイラッとして嫌な気分になった
騒動関係なく自分はまったく良いとは思わないわ

 
最初からこうやって許可もらってれば良かったのに
筋通さないからこうなるんだ


馬場が怪しいのは確かだけど、パーマ大佐は替え歌がメインなんだから一応権利者を立てないと今後も苦労するよね。
今回の件で勉強になってよかったんじゃね?モノマネ芸人も本人激怒でお蔵入りすることもあるし

今後、森のくまさんをネタするのヤバそうだな

本当は怖い森のくまさん

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